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2025/05/12 16:08

大定番プログラマブル・エフェクト・コントローラー「Providence PEC-4V」が、生産完了の為、ラストチャンスです!
プロビデンス PEC-4V は4つのエフェクトループの組み合わせを4パターンまでプログラムし、簡単に呼び出すことができます。またVITALIZER入力を装備し、音質劣化を防ぐと共に、Provolt9(PV-9)同等のDC出力回路を4系統備え、各100mAまで供給することが可能です。
<PEC-4Vの主な特長>
●VITALIZER入力を装備し、信号をローインピーダンス化。様々なルーティング状況でも安定した音質を保つことができます。
●4系統のDC9V出力端子(合計400mA)には、高品位DCパワーサプライProvolt9を搭載。
●横幅290mm×奥行70mmのコンパクトなボディーに、4つのエフェクトループを装備。(シリーズ接続ループ×3+セパレートループ×1)
●4つのエフェクトループの組み合わせを4パターンまでプログラムし、簡単に呼び出すことができます。(プログラム・モード時)
●4つのエフェクトループを個々にON/OFFすることができます。(ダイレクト・アクセス・モード時)
●踏みやすいフットスイッチ間隔80mm
●視認性のよいLEDレンズと超高輝度LEDを使用。

<PEC-4Vの詳細>
・VZ IN(バイタライザー・インプット)
バイタライザー回路を通すことにより、ギターやベースの微弱信号を強く劣化しにくい信号に変換します。(信号のレベルは変わりません))
・IN(インプット)
FUZZ等、バイタライザーを通しローインピーダンス化した後に接続するとエフェクトのかかり方が極端に変わってしまうエフェクターに対応するためには、バイタライザー回路を通らないINへ接続してください。
・シリーズ接続ループ
ループ1からループ3までは、信号の流れがシリーズ(直列)接続になっています。各ループは、高品位なメカニカル・リレーにより信号をスイッチングします。ループOFF時にはSEND出力がミュートされ、ゲインの高いエフェクターを接続した際に起こりやすかったクロストークによる発振を防ぎます。
・セパレート・ループ
ループ4は完全に独立したループになっています。このループはSENDジャックがN.C(. ノーマリークローズ)タイプのコントロール端子、OUTジャックがN.O(. ノーマリーオープン)タイプのコントロール端子として、アンプのチャンネル切り替え等のコントロール端子として使用できます。MUTE用のループに設定したり、A/B OUT切替用に設定するなど多様な接続方法が実現できます。また3つのシリーズ接続ループでは足りない場合に、セパレート・ループのINジャックとOUTジャックを接続し、4個目のエフェクトループとしても使用できます。
・VZ THRU(バイタライザー・スルー)
バイタライザー・インプットもしくはインプットから入力された信号がバイタライザー・スルーから常時出力されるので、プレイしながらチューニングすることができます。この回路はメインの信号ラインからバイタライザー回路によりセパレートされていますので、万が一、チューナーへのケーブルがショート、もしくはチューナーが壊れた場合にもその影響がメインの信号ラインに及びにくくなっています。
・DC9V出力/Provolt9
PEC-4Vは4系統のDC9V出力を備え、各100mAまで供給することが可能です。各DC出力にはショート・プロテクション回路が内蔵されており、万が一どれか一つの出力がショートしても他の出力には影響がありません。また、出力がショート状態から正常な状態に復帰した場合、オート・リカバリー機能により自動的にDC出力が復旧します。Provolt9の各DC出力はダブル・フィルタリング機能により非常にクリーンな電源供給を行います。クリーンな電源は高品位なサウンドを得るために必要不可欠です。
◆SPECIFICATIONS
電源:ACアダプター(PAP-812DCJ)
最大消費電力:8.2W(DC9V最大負荷時)
外形寸法:290(W)x70(D)x32H(前面側)/40H(背面側)mm(ジャック、スイッチ等の突起部は含まず)
重量:約780g
付属品:専用ACアダプター(PAP-812DCJ)AC100〜240V(50Hz/60Hz)



1)エフェクトループとして使用する
3個のシリーズループでは足りない場合に、追加エフェクトループとして使用できます。インプット(IN)ジャックへ信号を入力し、センド(S-4)ジャックからエフェクターのインプットへ接続します。エフェクターのアウトプットからリターン(R-4)ジャックへ接続し、アウトプット(OUT)ジャックから後ろにつながる機器へ接続します。

2)出力セレクターとして使用する
2つの出力のうち一方を選択する出力セレクターとして使用できます。ループをONし、出力1を選択した時には出力2はミュートされ、クロストークやノイズ発生を防ぎます。逆にループをOFFにし、出力2を選択した時には出力1はミュートされます。インプット(IN)ジャックへ信号を入力し、センド(S-4)ジャックからアンプ等のインプットへ接続します。リターン(R-4)ジャックは何も接続しません。アウトプット(OUT)ジャックからもう一方のアンプ等のインプットへ接続します。

3)入力セレクターとして使用する
2つの入力のうち一方を選択する入力セレクターとして使用できます。ループをONすると、リターンジャックに接続された入力2の信号がアウトプット(OUT)ジャックより出力します。ループをOFFにすると、インプット(IN)ジャックに接続された入力1の信号がアウトプット(OUT)ジャックより出力します。センド(S-4)ジャックには何も接続しません。

4)出力(センド)ON/OFFを行う
信号の出力をON/OFFする事ができます。ループをONするとセンド(S-4)ジャックから信号が出力します。ループをOFFにするとセンド(S-4)ジャックからの信号がミュートされます。D.I.への送りのON/OFF制御に使用することもできます。





▼動画でチェック「PEC-4VはPEC-04とどこが違うのか」
▼動画でチェック「PEC-4Vの便利な使い方」
▼動画でチェック「PEC-4Vにエフェクターをつなげてプログラム」
※最新の在庫状況・販売価格は商品ページにてご確認下さい。
技術陣の綿密な設計に基づき、高い生産能力と品質管理に優れた国内有数メーカーでの一台一台の製造。
それがプロビデンスの電気製品です。

プロビデンスの熟練した技術者によって、基盤の回路設計からサウンドデザイン、パーツの選定まで何度も調整を繰り返して開発されています。

国内有数の量産メーカーでの作業も、そのほとんどがハンドメイドで行われています。

どんなに簡単な構造のパーツでも、ひとつひとつバラツキのない確実な作業が行われています。

組み上がった製品は、塗装や電気的なチェックを細部にわたって行います。

写真右からDBS-1の試作機、量産のためにダウンサイジングしたサンプル、そして一番左が製品になる前のエンジニアサンプル。
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